2011年7月22日金曜日

第27回 講談社科学出版賞 受賞作発表!

7月15日(金)、講談社科学出版賞が発表されました。この賞は、自然科学と科学技術をテーマにした一般読者向けの書籍を対象に、内容が正確でかつ広く読者の興味と理解を得られるもの、科学的な視点で今日的問題に切り込んだものの中から、とくに優れた作品に贈られます。

昭和60年(1985年)にスタートし、今年で27回目になります。今回は2010年4月1日から2011年3月31日までに刊行された作品が対象。選考委員は、浅島誠(東京大学名誉教授)、池内了(総合研究大学院大学教授)、西澤潤一(上智大学特任教授)、山根一眞(ノンフィクション作家)、吉永良正(大東文化大学准教授)(以上五十音順)の各氏です。


受賞作

『冬眠の謎を解く』近藤宣昭(岩波新書)




体温を下げて冬をやりすごす動物の奇妙な習性、冬眠。心臓の低温保存から冬眠の世界に入っていった著者は、体内時計にしたがって低温に耐える体に切り替える、驚くべき仕組みを発見する。数倍もの長寿をもたらし、人間にも備わっているという冬眠能力とは何か。相次ぐ研究の意外な展開は、生命の奥深さを物語る。(本書カバーより)

著者紹介 近藤宣昭(こんどう・のりあき)
1950年、愛媛県今治市生まれ。1973年、徳島大学薬学部卒業。1978年、東京大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士。三菱化成(現三菱化学)生命科学研究所主任研究員、財団法人神奈川科学技術アカデミーを経て、現在、玉川大学学術研究所特別研究員。これまでの著書に『冬眠する哺乳類』(共著、東京大学出版会)など。




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